2013年12月24日 にクラウドファンディングサイト「kibidango」にて出資を募っていた国産の超小型3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」に出資し、ABS/PLA 組み立てモデル、いわゆる「初代 BS01」を手に入れたのが、2014年3月24日。
そこからちょうど一年経ちました。
一年経った今、手に入れた時と比べてどう変わったのか、何をしてきたのか、どんなことが起こったのか、この一年を振り返ってみたいと思います。
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目次
一年を振り返る
組み立てが終わり最初の頃の造形
組み立てが終わり、調整がある程度済んだ頃、2014年3月31日時点での造形物。
改めて見てみると、全くの無改造状態でここまで綺麗に造形できているって凄いことだと思います。
フレキシブルフィラメント初体験
2014年4月9日、フレキシブルフィラメント「PolyFlex」を初体験。
フレキシブルなフィラメントは口腔ケアへの応用をずっと視野にいれており、ここから様々なフレキシブルフィラメントを試していくことになりました。
有料スライサーソフト Simplify3D を購入
140ドルの有料スライサーソフト「Simplify3D」を購入。
正直、悩んだ末での買い物でしたが、購入以来の 3Dプリントはほぼ全て Simplify3D を使い続けているくらい、買って良かったと思っています。
PET フィラメント初体験
2014年5月3日、PET フィラメント「PET+」を初体験。
フレキシブルフィラメントほどではないですが、若干柔らかく、まさにペットボトルと同じ感じ。表面の光沢は試した全てのフィラメントの中で最も美しいと思いました。
リフレッシュプラン被験者第一号になる
2014年7月4日、BS01 のリフレッシュプランを受けました。
BS01 をオススメできる理由のひとつとして、このリフレッシュプランの存在は欠かせません。
自分で組み立てても、完成版を手に入れても不具合を生じたらリフレッシュプラン!不具合を生じたらリフレッシュプラン!
大事なことなので二回言いました。
ちなみにボンサイラボさんからお金貰ったりしてないです。ほんとです。
ブロンズ含有フィラメント初体験
2014年7月31日、ブロンズ含有フィラメント「bronzeFill」を購入してみました。
金属含有フィラメントはこれ以降も「copperFill」「brassFill」とリリースされており、また他のメーカーもどんどん似たようなフィラメントを開発しているので、今はまだまだお高い部類のフィラメントですが、今後安くなってくれればいいな、と思っています。
BS01 が BS01+ としてリニューアル
2014年11月11日、我々初代ユーザーを始め、その後順調に増加していった BS01 ユーザーの意見やテストなどを参考に、BS01 がリニューアル。
初代ユーザーとしては嬉しい限りです。
BS01 を歯医者仕様に
2014年11月29日、BS01 を歯医者仕様に改造。
我ながらお前は何をやっているんだと思った。
施してきた様々な改造を公開
2014年12月14日、それまで初代 BS01 に施してきた改造を公開。
思えばいろんな改造を施してきたものです。
正体不明のフレキシブルフィラメントを試す
2015年1月15日、オリオスペックにて販売されていた正体不明のフレキシブルフィラメントを購入。
正体は中国製のフィラメントでしたが、思った以上に望んでいた性能が得られ、購入してよかったフィラメントのひとつです。
約6万円と約300万円の3Dスキャナの性能を比べる
2015年1月19日、歯科用の業務用スキャナと、個人向けの安物スキャナの性能を比べてみました。
なかなか悲しい現実を突きつけられる一方、今後個人向けも業務用に近い性能のものが出てきてくれることを期待しています。
BS TOY の発表
子供向け 3Dプリンタ「BS TOY」の開発がボンサイラボから発表されました。
今後の購入リストのひとつに入っております。
特殊フィラメント PORORAY を初体験
2015年2月4日、造形後に水につけると柔らかくなる特殊フィラメント「POROLAY」3種類を初体験。
なかなか使いドコロが難しそうなフィラメントでしたが、フィラメントの種類だけアイディアも生まれると私は思っています。
フレキシブルフィラメント「SemiFlex」初体験
2015年2月10日、ボンサイラボ様から頂いたフレキシブルフィラメントを試してみました。
この頃になると、フレキシブルといえば私、と BS01 コミュニティ内で呼んで頂ける程度にはなってきました。
スチレン・ブタジエン樹脂のフィラメントを初体験
2015年2月15日、ムトーエンジニアリングのスチレン・ブタジエン樹脂のフィラメントを試してみました。
BS01 を手に入れた頃は、フィラメントといえば ABS と PLA、という状況でしたが、この一年でそうも言えない状況になってきましたね。
振り返ってみて
こうしてまとめてみると、いろんなことがありました。
もしかしたら、3Dプリンタが成長する一番よい時期に BS01 と出会えたのかもしれません。
今後、BS TOY も購入予定ですし、今後とも宜しくお願い致しますボンサイラボ様。
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