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3Dプリンタ「BS01」の造形物の変化が、改造前と改造後で劇的ビフォーアフターだった

time 2014/12/20

3Dプリンタ「BS01」の造形物の変化が、改造前と改造後で劇的ビフォーアフターだった

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目次

BS01改造の記事を書いたけど肝心の比較写真が無かった

先日、3Dプリンタ「BS01」に施した改造についての記事を書きましたが、その改造によってどのように造形結果が変わったのか、具体例がなかったので説得力がありませんでした。

というのも、約9ヶ月前に BS01 を手に入れてから、これまでに造形してきたものはほとんど人にあげたり、失敗作は破棄してしまっているので、改造前の造形物はほとんど手元に残っていなかったのです。

BS01 改造前の造形物が大掃除によって発掘される

ところが、年末大掃除によって BS01 を手に入れてしばらくの時に造形したものがひょっこり出てきました。

そして幸いにも、その造形物を造形した際の GCODE データが残っていたので、それをそのまま使用して造形してみたら、予想以上にビフォーアフターが凄かったのでご報告します。

改造前、改造後の比較写真

おわかりいただけるだろうか・・・

写真 2014-12-20 20 22 26

改造前が左、改造後が右です。もう一目瞭然で違います。

改造前で特に目立つのは、バリです。

写真 2014-12-20 20 22 50

かつてはこんな状態のバリがいっぱいありましたが・・・

写真 2014-12-20 20 23 27

造形直後でこのバリの少なさ。ちなみに表面処理は一切していません。

写真 2014-12-20 20 23 07

脚や脇の下にもたくさんバリがありましたが・・・。

写真 2014-12-20 20 24 30

なんということでしょう。

写真 2014-12-20 20 25 07

横に並べてみるとこんな感じ。改造後の造形物も若干のバリはありますが、そこはまだまだ改造の余地があるということですよね!(前向き)

ちなみに造形したデータはこちらのもの、使用したフィラメントは ABS、積層ピッチは 0.2mm でした。

正直こんなに良くなっていると思っていなかった

私は機械に詳しくない素人なので、Facebook の BS01 コミュニティに投稿されてきた数々の改善案の中から素人でも実現可能なものを選んで改造してきました。

その改造の結果は、ひとつひとつは小さな変化でしたが、こうして最初の頃の造形物が出てくると、改めてそれらの改造が正解だったこと、そして BS01 の伸びしろの大きさを証明できたと思います。

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