岐阜県にある駄菓子と3Dプリンターのお店、駄菓子屋工房「Elan’s Craft(エランズクラフト)」さんが、新たなBS01のオプションパーツを製造、販売を開始されましたのでご紹介します。
今回販売開始されたのは、モータークーラー。
X軸とY軸に繋がるモーターと、外装のMDFの間には、MDFのブラケットがもともと挟まる構造になっているのですが、連続運用した際のモーターの温度上昇をなるべく抑えるためのパーツです。
実は私、こっそりこちらの製品をテストさせていただいておりました。秘密にしておりましたがもう販売開始されたのでその際の結果を公表して、皆様のお役に立てばと思います。
こちらがアルミブラケットに変更する前のモーター部分の温度。約15分間連続稼動した状態で、54度前後でした。
そしてアルミブラケットに変更した後のモーター部分の温度。約15分間連続稼動した状態で、50度前後でした。
サーモグラフィカメラで測定した結果ですので、間違いなく温度は下がっております。モーター部分にかかる負担も少なくなるでしょう。
さらに、サーモグラフィカメラの結果を見るとわかるかと思いますが、実はモーター部分で一番熱くなっているのはアルミブラケットと接触する部分ではなく、真ん中あたりでしたので、ここから放熱するとさらに温度下がるんじゃね?と思ったのでこのようにヒートシンク(PCショップで数百円で売っていた物)を貼りつけてみました。
思ったとおりの結果になり、これでさらに5度前後、モーター部分の温度が下がりました。エランズクラフト製のアルミブラケットと併用すると、10度前後下がる結果になります。
私は機械屋ではないので詳しいことは分かりませんが、一般的にモーター表面温度が低いほど寿命は長くなると言われていますので、長くBS01とお付き合いしたい方は購入を検討されてはどうかと。そうでなくともアルミはとりあえず萌えますよね!(何
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