歯科用ワックスペンで PLA の造形物を綺麗にしてみる、に引き続き ABS の造形物を綺麗にしてみる、もうまくいきました。
今回はフレキシブルフィラメントである PolyFlex ではどうなるのか、試してみました。
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目次
底面と外壁の間に起こりがちな剥がれを直す
今回ご用意した剥がれはこちら。
PolyFlex はもともと積層どうしの接着は強いフィラメントですが、プリント時の設定に不備があるとこんな感じに底面と外壁部分が剥がれやすくなったりします。
これを前回と同じく、200℃設定で綺麗に接着してみました。
こんな感じで撫でて押し付けるように。
白いのでわかりにくいですが、剥がれは修正出来ました。
PLA や ABS と違う問題点
PLA や ABS と違って ABS のフレキシブルフィラメント独特の粘りがあるので、ワックスペンシルの先に若干粘りつくような感じがありました。
この粘りつく感じが、せっかくくっつき始めた剥がれを再度剥がしてしまったりしたので、ちょっと PLA や ABS とは違ってテクニックが必要な気がします。
また、粘り着く+フレキシブルな素材なために、PLA や ABS のように表面を滑らかに修正する、というのは難しいと思います。
とりあえず、簡単な剥がれの修正ならば補助器具として備えておいても損はないかもしれません。
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