![歯科用ワックスペンで PLA に引き続き ABS の 3Dプリント造形物を綺麗にしてみた](https://i0.wp.com/3d-dental.jp/wp-content/uploads/2015/05/May-11-20152.jpg?fit=728%2C553)
歯科用ワックスペンで PLA の造形物を綺麗にしてみるのはうまくいきましたが、より軟化温度が高い ABS ではどうなるのか。
試してみました。
sponsored link
目次
サポートの真上に起こりがちな荒れを直す
今回ご用意した荒れはこちら。
サポートの真上に来る部分はこのようにサポートの一部が残ったり荒れがちです。
これを前回と同じく、200℃設定で綺麗にしてみました。
ちょっと光量が足りない写真ですが、荒れは綺麗になっていると思います。
PLA と違う問題点
PLA と違って ABS の軟化温度は高めですので、200℃ のワックスペンシルを押し当てていても、簡単には軟化しませんでした。
軟化しないわけではなく、じっと押し当てているとじわじわと軟化して修正することが可能でした。250℃まで上げられるワックスペンシルならば修正時間も短縮できるかもしれません。
ただし、写真をよくよく見るとわかることなのですが、黄色いはずの表面が若干茶色っぽくなっている部分があります。これは ABS 樹脂の中に含まれている顔料か何かが焦げたのかな?と予測していますが教えて誰かえろいひと。
とりあえず、簡単な修正ならば補助器具として備えておいても損はないかもしれません。
コメントはこちらから