歯科とスリィディと私

愛する患者の為いち歯医者が3Dプリント技術と戦うブログ。たまにギークな話題も。

3Dプリンタ「BS01」を使い始めて丸3年が経ちました

time 2017/03/24

3Dプリンタ「BS01」を使い始めて丸3年が経ちました

2013年12月24日 にクラウドファンディングサイト「kibidango」にて出資を募っていた国産の超小型3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」に出資し、ABS/PLA 組み立てモデル、いわゆる「初代 BS01」を手に入れたのが、2014年3月24日。1年経った時に「使い始めてちょうど一年経ちました」という記事を書き、2年経った時にも「使い始めて丸2年が経ちました」という記事を書きました。

そしてさらに1年経った今、この1年で何をしてきたのか、3Dプリンタ界隈ではどんなことが起こったのか、3年目を振り返ってみたいと思います。

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目次

3年目を振り返る

ロストワックス鋳造用のフィラメント「MOLDLAY」で金属鋳造

ロストワックス鋳造用のフィラメント「MOLDLAY」を使って金属鋳造してみました

PVBのフィラメントとその表面処理マシンに出資

高品質な 3Dプリンタ用フィラメントを製造・販売している PolyMaker が、PVB(ポリビニルブチラール)のフィラメントとその表面処理マシンのセットをクラウドファンディングサイトにて出資を募っていたので、Super Early Bird 版(100名限定)に出資してみました

そろそろ届く予定ですので、また届いたらご報告したく候。

マットな質感な PLA フィラメント「ProMatte™」を試す

軽量で高品質、そしてマットな質感な PLA フィラメント、ProMatte™ のサンプルをボンサイラボ様から頂いたので試してみました

国産の高機能 ABS フィラメント「3D Prinstar」を試す

「株式会社明成化学」という会社が国産の ABS フィラメント「3D Prinstar」の無料お試しキャンペーンを開催されていたので、応募してサンプルを頂戴し、使ってみました

かなり高機能な ABS フィラメントで、今でもよく使っています。

3Dプリンタで口腔リハビリ用のトレーニングモデルを製作

3Dスキャナと3Dプリンタを駆使して高齢者を想定した無歯顎(歯が全く無い顎)の模型に、舌部分を足したトレーニングモデルを製作してみました

Maker Faire Tokyo 2016 に参加

参加と言っても出展ではなく単なる入場者ですが(^_^;)

「歯医者ブロガー」として色々と見て回ってきました

造形後に彫刻できるフィラメント「Cx5sf」に出資

造形後に彫刻できる、つまり研磨や切削といった「ディテール(細部)を潰す」処理方法ではなく、「ディテールを加える」という新たな発想のフィラメントに出資

そろそろ届く予定なんですがクラウドファンディングは気長に待つのが基本ですのでゆっくりと待ちます(^_^;)

3Dプリンタでおっぱいを造形し続ける理由を熱弁

たぶんこの1年間で最もウケた記事。おっぱいがいっぱいでした

LenaSevcikova / Pixabay

3Dプリンタ「Qholia(クホリア)」の造形サンプルを頂いた

最近週刊アスキーにも取り上げられた、個人向け3Dプリンタとしては驚異的な性能をみせる「Qholia(クホリア)」の造形サンプルを頂きました

あまりの造形品質の高さに、未だにずっと買おうか悩んでいたりします。

ボンサイラボのハッピーキャットプロジェクトに参加

BS01 ユーザーの力を結集してみんなでパーツを出力して巨大な招き猫を作るというプロジェクトに参加しました

99ドルの手の平サイズ3Dプリンタ「PocketMaker」に出資

3台目として来る予定だった「Tiko」のプロジェクトが頓挫したので、同じく頓挫しそうな低価格プロジェクトに出資してみました(^_^;)

3年目を振り返って

BS01 が我が家に来てから丸3年、さらに色んな事が有りましたが、3Dプリンタ界隈はやはりそんなに劇的に変化していないように思います。

ただ、「2016年に発売された個人向け3Dプリンタのまとめ」にも書きましたが、より精度を求めるためのオールメタル化の流れが強いように思います。

今年はボンサイラボ様から BS01 の後継機種が発売予定ですが、4年目に突入した BS01 と歯医者ブロガーを今後とも宜しくお願い申し上げます。

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