タグ: The Micro

  • 3Dプリンタ「BS01」を使い始めて丸2年が経ちました

    3Dプリンタ「BS01」を使い始めて丸2年が経ちました

    2013年12月24日 にクラウドファンディングサイト「kibidango」にて出資を募っていた国産の超小型3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」に出資し、ABS/PLA 組み立てモデル、いわゆる「初代 BS01」を手に入れたのが、2014年3月24日。1年経った時に「使い始めてちょうど一年経ちました」という記事を書きました。

    そしてさらに1年経った今、この1年で何をしてきたのか、3Dプリンタ界隈ではどんなことが起こったのか、2年目を振り返ってみたいと思います。

    2年目を振り返る

    179ドルのデルタ式 3Dプリンタ「Tiko」に出資

    低価格のデルタ型3Dプリンタに出資しました。もうすぐ届く予定なので、届いたらまたレビューしたいと思っております。

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    歯科用ワックスペンが大活躍

    歯科用ワックスペンで3Dプリントの積層痕を綺麗に整えてみました。PLA、ABS、PolyFlex と色々やってみました。今もたまに役に立ってくれています。

    May 09 20153

    小型3Dプリンタ「M3D The Micro」が届く

    出資していた 299ドルの小型3Dプリンタ「M3D The Micro」が届きました。

    BS01 に比べたら造形品質は低いですし造形速度も圧倒的に遅いのですが、場所を取らない超小型である点、また静音性に関しては利点だと思っています。

    BS01 と一緒に現役続行中です。

    May 30 20152

    100円ショップのマニキュアトップコートで綺麗にしてみた

    女装の話じゃありません。造形物をマニキュアのトップコートで綺麗に整えてみたお話。意外と安価で綺麗になるので、今もたまに使っています。

    Jun 26 20153

    Raspberry Pi に AstroBox をインストールして BS01 を制御

    ずっと手を出したいと思っていた小型のコンピュータ、Raspberry Pi。それを使って BS01 を制御してみました。

    今はさらに小型の Raspberry Pi Zero に代替わりし、現役続行中です。

    Jun 29 20151

    フレキシブルフィラメントで歯列模型を作ってみた

    フレキシブルフィラメント「PolyFlex」で歯列模型の歯肉部分を造ってみました。

    Aug 18 20152

    調子に乗って歯列模型の歯と歯グキの色を入れ替えてみたらヤヴァい事になりました。これはひどい。

    Sep 19 20151

    そして、マジックインキを使ってピンク色の歯グキを造形することに成功しました。シマシマなのはそのうちなんとかしたい。

    Oct 17 20155

    プラスチック成形加工学会誌で解説記事を書きました

    ボンサイラボ様からお話を頂き、何故か歯医者がプラスチック成形加工学会誌で解説記事を書きました。原稿料はフィラメント代に消えました、はぃ。

    Aug 26 20151

    3Dプリンタを比較検索できるサイトを開設

    どんどん登場する個人向け3Dプリンタを比較検索できるサイトがあったら良いな〜と思い立ったので作りました。

    新機種の情報を見かける度に、チマチマと追加するようにしております。

    研磨が簡単にできる高性能 PLA フィラメントが登場

    ブログ読者の方にはお馴染み、おっぱい用フィラメント研磨が簡単にできる高性能PLAフィラメントが登場。

    Oct 09 20151

    3Dプリンタのノズルを綺麗にするだけの専用フィラメントを試す

    きちんと使っていれば、なかなか「ノズルが詰まる」という現象は起こらないと思うのですが、フィラメントの種類によっては色素やカスのようなものがノズル内に残って次のフィラメントに悪影響を与える場合があるので、そういう時に重宝しています。

    Oct 29 20157

    ボンサイラボを訪問

    BS01 の開発・販売元である、ボンサイラボを訪問。

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    ボンサイラボから FabPod™ が登場予定

    BS01 の後継機種、というよりは、より低価格で教育機関向けの製品としての新機種、 FabPod™ がお披露目されました。欲しいです。

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    BS01 のドライブギアが消耗してしまったので交換

    流石に2年近くも経てば、消耗する部分もできていますが、自分で組み立てたおかげで射出不良も無事に復活。

    デアゴスティーニの週刊マイ3Dプリンタが続々と完成

    一年間、コツコツと組み立てた方々の元に BS01 の兄弟機、idbox! が続々と完成していきました。それと共に様々な問題が発生しているようなので、一筆書きました。

    2年目を振り返って

    BS01 が我が家に来てから丸2年、また色んな事が有りましたが、ひとつ思うことは、「2年経っても BS01 は充分に主力」だということ。

    同価格帯の製品は、正直言うと技術的には頭打ちで、劇的な技術革新が無い限りは、精度が上がることは無いと感じています。大量生産されることで価格が下がることは有るかもしれませんが、3Dプリンタがそもそも「プロトタイプ(原型、試作品)」を製作するのが目的とされていることを考えれば、これ以上劇的な進歩は必要とされていないのかもしれません。

    これは個人向けインクジェットプリンタの性能がある程度の段階で頭打ちしたのと同じ現象が起きていると考えています。

    もちろん個人的にはもっともっと低価格で高性能になってくれればありがたいんですが(^_^;)

    ともあれ、3年目に突入した BS01 と歯医者を今後とも宜しくお願い申し上げます。

  • 3Dプリンタ製の部品と壁美人で棚を作るのに味をしめたので bronzeFill を使って味のある棚を作ってみた

    3Dプリンタ製の部品と壁美人で棚を作るのに味をしめたので bronzeFill を使って味のある棚を作ってみた

    この前の棚設置記事以来、次々と棚を設置中で若干「棚を設置すること」が目的になりつつあります。

    ちなみにこちらはこの前の棚の下にさらに設置した棚。

    Jan 12 20161 copy

    Jan 12 20162 copy

    しかし、同じ棚ばかりではつまらないので、少し贅沢して「年月とともに味が出てくる」棚を作ってみることにしました。

    木材は贅沢にウォールナット

    前回はアマゾンジャラでしたが、今回はさらに高級木材としてメジャーなウォールナットを使いました。90 × 20 × 2 cm とそれなりの大きさです。

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    無垢のウォールナット材です。経年して味のある色に変わっていくことでしょう。

    壁美人は 12kg 対応タイプ

    前回は 8kg 対応タイプを2個使って支えましたが、今回は棚が大きいこともあり、12 kg タイプを2個使いました。

    ブラケットは bronzeFill を使い3Dプリンタで製作

    Jan 12 20161

    bronzeFill は以前お伝えしたとおりブロンズの粉が含まれたフィラメントで、なかなかお高い部類のフィラメントです。これを贅沢に使用してブラケットを製作。

    Jan 12 20162

    無垢のウォールナットの色と奇跡的にマッチするという。

    bronzeFill は造形したあとからジワジワと緑青が表面に発生したりして時間の経過とともに味が出てきます。

    いざ、設置

    Jan 12 20163

    普段使っている iMac の上に設置。最初は圧迫感がありましたが、数分で慣れました。

    Jan 12 20161 copy copy

    とりあえず好きなモノを並べてみたり。

    問題点

    今回、「年月とともに味が出てくる」のを目標に棚を設置しましたが、ウォールナットはおそらく手の脂で少しずついい味が出てくると思いますし、bronzeFill もいい感じに味が出てくるはずですし、壁美人により 24 kg まで問題ないはずなんですが・・・。

    心配しているのは bronzeFill で製作したブラケットの強度です。もともと若干やわらかい感じのフィラメントですし、造形後も手で研磨できる程度にやわらかいので、年月とともにブラケット部分が荷重に耐え切れなくなるのかな〜・・・と。

    まぁ、その頃にはもっと良い 3Dプリンタの材料が出ていると思いますので、それで作り変える予定ですが(^_^;)

    というわけで、こちらからは以上です。

  • 今年も3Dプリンタにどっぷりハマった歯医者が2015年に買ってよかった物、後悔した物まとめ

    今年も3Dプリンタにどっぷりハマった歯医者が2015年に買ってよかった物、後悔した物まとめ

    年末になると各ブロガーさんがこぞって発信する「買ってよかった物まとめ」。

    一応、ワタクシもブロガーらしいので去年に引き続いて買ってよかった物まとめ、後悔した物まとめを書いていこうと思います。

    去年もそうでしたが、3Dプリンタに関係のないものが多いです、えぇ。

    買って良かった物

    Lepai デジタルアンプ LP-2020A

    院内 BGM 環境を整えた際に購入したデジタルアンプ。安物アンプだと思って期待していなかったのですが思った以上の音質を備えてくれていたので、この1年院内 BGM を支えてくれました。音質がとても良いので、今はフジコ・ヘミングを院内BGMに使用しています。

    created by Rinker
    ビクターエンタテインメント

    ダンジョン飯

    古典的ファンタジー作品に登場する様々なモンスターを現実に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを踏破していくグルメ漫画。いや実在する食べ物ではないのでもはやグルメ漫画という定義で合っているのかすら疑問な作品。

    毎回「そうきたか〜」というより「そう食うのか〜」という意味で感心します。新刊が待ち遠しい漫画のひとつです。

    ダンジョン飯 1-8巻 新品セット

    ビバリー 付箋 ココサス フィルム矢印 CS-039

    今年は何故か歯医者なのにプラスチック成形加工学会の学会誌に解説記事を書いたり経済産業省管轄の素形材センターから講演依頼が来たり年末に義歯(入れ歯)の大きな研究発表をしたりと、様々な文献を見直すことが多かったのですが、その際に便利だったのがこのココサス。

    付箋なのですが、先端の矢印部分を切り離すことが出来、参考にしたい部分に矢印を、残りをそのページの上部に付けることで「付箋をつけたページのどの部分を後で参照しようとしたか」が一目瞭然になるためとても便利でした。

    Dec 22 20151

    JBL CHARGE2 ポータブルワイヤレススピーカー

    ベッドサイドに置く小型のスピーカーが欲しかったので購入。小さな部屋での勉強会などでプレゼン内動画の音声を流すのにも最適でした。

    JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー IPX7防水/ポータブル/パッシブラジエーター搭載 ブラック JBLCHARGE3BLKJN 【国内正規品】
    JBL

    エイチアンドエス フォーメン 薬用シャンプー ボリュームアップ

    たまたま旅行先で置いてあったシャンプーを使ってみたらものすごく自分の髪質に合っていたので速攻でまとめ買いしたシャンプー。

    それまで「シャンプーなんて大して違いは無いでしょ」と思っていたのですが、自分の髪質に合ったものってあるものなんですね。とにかく、洗った後の髪がふんわり仕上がります。

    Raspberry Pi

    3Dプリンタ「BS01」を制御する目的で手に入れた Raspberry Pi 2。その後 Raspberry Pi Zero という 5ドルのとんでもなく小さいタイプが年末に登場し、フリスクサイズのコンピュータで 3Dプリンタを制御することが可能になりました。

    余った一台を何に使うか、検討中です。

    Raspberry Pi 4 Model B (4GB) element14 made in UK 技適取得済
    Raspberrypi

    マグネット付 フレキシブルアーム LEDスタンドライト

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    これは「訪問診療に行く際に便利かも」と思って購入したらものすごく便利だったので大量購入しました。よくあるフレキシブル LEDライトの底にマグネットが付いただけでこんなに便利なものかと驚きました。

    介護施設や病院のベッドを見たことがある方はピンとくるかと思うのですが、ベッドからの転落防止のためについているベッド横にある柵。これにマグネットで付けると両手が空くので口腔内の治療が非常に楽になるんです。

    それ以外にも結構マグネットが付く場所って多いので、様々な場所でお世話になっています。

    ちなみに私が大量購入した際は税込み500円だったのですが、その後何故か1,000円に値上がりしました。なんかすみません(^_^;)

    マグネット付 フレキシブルアーム LEDスタンドライト

    M3D The Micro

    BS01 に続く2台目の3Dプリンタ。299ドルで手に入れたのですが、低価格にもかかわらず色々とよく考えられた製品で、買って損はなかったと思える3Dプリンタでした。

    ただしあくまで「299ドルで手に入れた低価格の3Dプリンタとして」の評価であり、それ以上に金額を出すのならば、もっとちゃんとした機種を買ったほうがオススメです。

    soil 珪藻土 バスマット ライト

    以前からネットで噂には聞いていた、珪藻土でできたバスマット。

    たぶん、一番最初に風呂から上がった足で踏んだ時の感触は正直「気持ちわるっ」と感じると思います。ぺたーっとくっつくんです。足の裏が。

    でも驚きは二歩目。ぺたーっとくっついた足の裏を離してもう一度同じ場所を踏むと・・・・・

    濡れてない・・・だ・・・と・・・?

    この感触は慣れると気持ち悪いのに気持ち良いです。

    何言ってるかわかりませんが褒めてます。だってそう表現せざるを得ないんだもの。

    Canon コンパクトフォトプリンター SELPHY CP910

    歯科診療用として買ったもの。

    治療の際に「治療前・治療後」をデジカメで撮影しておくのですが、「ビフォー・アフター」みたいな感じでその場で写真プリントできるのでなかなか重宝しています。

    SDカードを差し込んで画像を選べば1枚の写真プリントの中に2枚の「ビフォー・アフター」を簡単に印刷できるのが特に便利。

    Panasonic ウェアラブルカメラ HX-A500-H

    歯科訪問診療用として買ったもの。数年前と比べてウェアラブルカメラが劇的に値段が下がっていると知ったので購入しました。

    重度の認知症の患者さんを相手にしている際、どうしても認知症の方に意識が向いてしまい、他の重要な事を見逃しがちなので、後で冷静になって見直すのに重宝しています。

    Fire TV Stick

    Amazon 会員なら Amazonアカウントを設定した状態で送ってくれるという画期的に簡単設定だった Fire TV Stick。

    Amazon プライム会員なので対象動画は見放題。

    今では洋画好きの父がほぼ毎日テレビの前に陣取っています。マジで買ってよかった。

    マンナンライフ 蒟蒻畑

    実は私、黙っていましたが、10月から二ヶ月かけてマイナス8センチのウエストサイズ減に成功しました。若いころ履けていたデニムやズボンが履けなくなってきたので、流石にこれはヤバイなと。

    ダイエット方法ですか?

    基本的には「夜食を辞めた」ことです。そしてどうしても小腹がすいた時は、そう、蒟蒻畑。お世話になりました。

    無事に昔のズボンも入るようになり、あとはこれを維持するだけです。

    来年の目標は「腹筋を6つに割る」ことでしょうか。ご期待ください。

    買って後悔したもの

    GeckoTek

    完全に地雷だった製品。3Dプリンタで出力する造形物が造形中に剥がれたりしないようにするためのものなのですが、同じような系統の製品である BuildTak に完敗どころかまともに機能しませんでした。

    むしろコレ以外に今年買って後悔したものは無い、と言っていいくらい。

    まとめ

    思えば今年も Amazon にお世話になりっぱなしですね。来年も Amazon をよろしくお願い申し上げます(なんか違う

  • 小型3Dプリンタ「M3D The Micro」に標準ソフト以外でスライスした GCODE データを読み込ませる方法

    小型3Dプリンタ「M3D The Micro」に標準ソフト以外でスライスした GCODE データを読み込ませる方法

    まだセットアップ手順の記事も書いてないのですが(^_^;)

    小型3Dプリンタ「M3D The Micro」は現在、操作する方法が標準のソフトウェアしかありませんが、スライサーだけでも他のソフトを使って操作してみようというお話。

    Slic3r で M3D 用にスライスする

    設定ファイルをこちらに置いておきます。M3D_The_Micro_Slic3r.ini (Zip ファイル)

    Slic3r の File メニューから Load Config Bundle を選び、設定ファイルを読みこめば M3D 用の設定が読み込まれます。

    後は通常通り3Dモデルデータを読み込んで、スライスして GCODE を生成。

    Cura で M3D 用にスライスする

    設定ファイルをこちらに置いておきます。M3D_The_Micro_Cura.ini(Zip ファイル)

    Cura の File メニューから Open Profile を選び、設定ファイルを読みこめば M3D 用の設定が読み込まれます。

    Machine Settings はこんな感じ。

    Machine_settings_と_Cura_-_15_04

    後は通常通り3Dモデルデータを読み込んで、スライスして GCODE を生成。

    Simplify3D で M3D 用にスライスする

    注:Simplify3D でスライスした GCODE は手作業で修正が必要です

    設定ファイルをこちらに置いておきます。M3D_The_Micro_Simplify3D.fff (Zip ファイル)

    Simplify3D の Edit Process Settings から Import を選び、設定ファイルを読みこめば M3D 用の設定が読み込まれます。

    後は通常通り3Dモデルデータを読み込んで、スライスして GCODE を生成。その後、手作業が必要になります。

    GCODE をテキストエディタで開き、「M82」と書かれた行と「T0」と書かれた行を削除して下さい。

    M82 は入力値を絶対座標で指定するコマンド、T0 は温度指定先(エクストルーダーやヒートベッド)をセットするコマンドですが、どちらも M3D には必要ありません。

    GCODE を読み込ませる

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    M3D の専用ソフトウェアを起動。今回は Windows 版(ベータ Ver1.1)で解説。まず、右上の設定ボタンをクリック。

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    Advanced の中に Expert Mode という項目があるので、そこをクリックします。

    スクリーンショット_2015-06-13_20_52_54

    M3D Print Spooler というウィンドウが開くので、Add Print Job を押して、GCODE ファイルを読み込ませます。

    しばらくすると、メインウィンドウで準備が始まり(自動で切り替わりません)、通常通りプリントが可能です。

    他のスライサーを使うことで改善されること

    M3D の標準ソフトはなかなか優秀なスライス機能を持っていると思いますが、細かい設定を与えることが出来ず、例えばフィラメントの糸引きに対してリトラクト(吐き戻し)の数値を指定して糸引きを防ぐといったことや、標準の造形速度から変更したりすることが出来ません。

    他のスライサーを使うことで、それらの設定を強制的に与えることが可能になります。

    ただし、与えた設定を M3D が忠実に再現できるかどうかは別問題です。

    Jun 13 20151

    右が M3D の標準ソフトを使い、クオリティ「High」にして造形したもの。約12時間かかりました。

    左が 糸引きを防止するリトラクトの設定を施し、造形速度を速めて造形したもの。約6時間かかりました。

    一目瞭然ですが、目的としていた糸引きは改善できていません。これはそもそも M3D のリトラクト能力(吐き戻し能力)が低いからだと思われます。

    また、他の 3Dプリンタ(BS01)では同じ設定でスライスした場合、約1時間半でプリントが可能でした。これも、M3D の機械能力の限界が、与えた設定速度を大きく下回っているからだと思われます。

    現時点において、M3D で他のスライサーソフトを用いるメリットは、例えばファーストレイヤーを 230℃で造形し、以降のレイヤーは 200℃で造形するといったファーストレイヤーへの食い付きを維持しつつ、低温造形にて糸引きを抑えるといった目的や、現状の造形速度の 2倍程度まで速度を向上させる、くらいしか思いつきません。

    また、標準の 2倍ほどの速度で造形していると、なんというか、かなり無理をさせているような気がします。M3D のシャフトやギアはかなり細かったり小さかったりするので、あまり負担をかけさせるのは少し不安になりました。

    今のところは、おとなしく標準ソフトでスライスしてプリントした方が本体にも無理なく造形させられる気がしますので、他のスライサーソフトを使用するのはあまりオススメできません。

    こちらからは以上です。

  • 小型3Dプリンタ「M3D The Micro」でテストプリントしてみた結果

    小型3Dプリンタ「M3D The Micro」でテストプリントしてみた結果

    小型3Dプリンタ M3D The Micro でとりあえずテストプリントしてみました。初期設定はまた別にまとめる予定です。

    そもそもフィラメントがなぜか出ない

    マニュアル通りにフィラメントを挿入しようとしたら、何故かまったく入っていかない。なんだこれ、早々に故障か?と思ったら・・・

    May 31 20156

    白いフィラメントを挿入しているのにノズルから何故か出てくる赤いフィラメント。

    恐らくですが、出荷前にきちんと動作するかチェックしていると思うのですが、そのチェック時のフィラメントが中に残っていたのだと思います。

    これ、2台目の3Dプリンタだったから良かったけども、初めて買った3Dプリンタがこれだったら「もうダメだ・・・」って諦めてたかもしれない。BS01 で培った経験と知識が役に立ちました。ありがとうございます、ボンサイラボ様、そしてユーザーコミュニティの皆様方。

    ビルドプレートはザラザラしている

    May 30 20151

    BuildTak のようなザラザラが付いていますが、あまりくっつく感じではなかったので、この上にケープハードスプレーを一層吹き付けています。

    おなじみのルークモデルを造形

    とりあえずスピード重視で、クオリティは「Low」を選びました。

    May 31 20155

    造形完了。シルバーの PLA を用いました。二時間半くらいかかりました。

    May 31 20154

    今回一番驚いたのは、ラフト部分の取りやすさ。M3D は独自のソフトウェアで 3Dデータをスライス・プリントするのですが、そのスライサーがなかなか優秀なご様子。

    May 31 20152

    プリント結果。人によってこの品質に対する感想は様々だろうと思いますが、低価格帯3Dプリンタでこれだけ出力できれば充分、だと感じました。

    もちろん、フィラメントの垂れや積層のズレ等、ツッコミどころはたくさんあるんですが、現在提供されている独自のソフトウェアが細かい設定を施せない以上、現時点での評価は「充分」だと思います。

    May 31 20153

    上から見たのがこちら。トップもきちんと埋まっていますし、中にある階段部分も比較的綺麗に出力されていると思います。

    May 31 20151

    クオリティを「High」にして造形してみました。右側がクオリティ「High」です。積層ピッチが小さくなっただけで、基本的なクオリティは変わっていません。表面は確かに綺麗になっています。これで7時間半くらいかかりました。

    まとめ

    基本的には独自のソフトウェアで設定を3種類くらいの中から選ぶだけなので、リトラクトの量や造形スピードなどは変えることが出来ません。

    なので、クオリティ「Low」「Medium」「High」の違いは、恐らく単純に積層ピッチの違いだけです。マニュアルには、Low が 0.25mm、Medium が 0.15mm、High が 0.1mm と記載されていました。

    また、造形品質を保つためでしょうか、基本的に造形スピードは遅めです。感覚的には吐出スピードは 20〜30mm/s くらいでしょうか。

    ただ、造形中の音は今のところ非常に静かです。同じ部屋においてある扇風機のほうが音が大きいかもしれないほどです。

    なので、部屋に置いて使うとうるさくて夜中に使えない・・・とか既存の3Dプリンタの音の大きさに悩んでいた方には良いかもしれませんね。

    こちらからは以上です。

  • 出資していた 299ドルの小型3Dプリンタ「M3D The Micro」が届いたので開封の儀を執り行いました

    出資していた 299ドルの小型3Dプリンタ「M3D The Micro」が届いたので開封の儀を執り行いました

    299ドルの小型3Dプリンタ「M3D The Micro」に昨年の4月に出資したのですが、当初の予定、11月着から約半年かかってようやく手元に届きました。

    日本でも代理店が輸入販売の予約を始めていますので、ひとまずどんなものなのか、開封の儀を執り行いたいと思います。

    外箱からまず小さい

    May 30 20153

    500ml ペットボトルと比較してもかなり小さいことがわかります。むしろ小さすぎて、ちゃんと梱包材とか使われてるのか不安になるレベル。

    May 30 201511

    外箱は横から開くタイプ。緩衝材みたいな雰囲気で横に入れられていたのは・・・

    May 30 201512

    ひとつ無料で付属してきたフィラメントスプールでした。すっごく小さい!

    本体の箱を開封

    May 30 201510

    本体の箱は上から開封するタイプ。

    May 30 20155

    意外としっかりと梱包されていました。

    May 30 20156

    箱から出してみました。500ml ペットボトルと比較すると、すごく小さいことがわかります。

    May 30 20157

    内包物はこれだけ。あとは紙が二枚。

    May 30 20152

    梱包物のチェックリストと・・・

    May 30 20159

    サポートはここを見てくれよな!というサポートサイトのアドレスが書かれた紙。

    一番下に「カメレオンフィラメント」なるものがもうすぐリリースされると書いてあってなにそれ凄い。

    輸送時の故障防止用パーツを外す

    May 30 20158

    本体を固定している青いテープを剥がしていく時に、こんな表示が。「クリップを外してね!」だと?

    May 30 20154

    確かにこんなクリップが。このクリップ部分、3Dプリンタで作成された造形物だったので、初期に発送されたユーザーの方からの苦情などにより、輸送用に後から追加された物なのかもしれません。上に持ち上げれば簡単に取り外せました。

    国産3Dプリンタ BS01 と大きさを比較

    May 30 20152

    奥の BS01(改造済)と大きさを比較。BS01 も他機種に比べればかなりコンパクトな機種なのですが、流石に小さい。

    というか、漂うおもちゃ感。

    May 30 20151 copy

    上から大きさを比較した様子がこちら。

    開封の儀を終えて

    とにかく「小さい」し「軽い」ので、なんかすぐ壊しちゃいそうな感じがします・・・。

    ひとまず開封の儀は終わりましたので、今回はこれにて。

    セットアップはまた別の記事にしたいと思います〜。

  • 「最初の」本格的なコンシューマ向けを謳う超安価(299ドル)な3Dプリンタ「The Micro」に出資しました

    「最初の」本格的なコンシューマ向けを謳う超安価(299ドル)な3Dプリンタ「The Micro」に出資しました

    事前発表された時から気になっていたのですが、とうとう kickstarter でのプロジェクトが開始されたので、勢い余って出資してみました。

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    The Micro: The First Truly Consumer 3D Printer by M3D LLC — Kickstarter

    通常価格、299ドルというのも破格ですが、kickstarter 特価として 199ドルの支援で一台手に入るという驚きの内容ですが、199ドル分の人数はあっという間に埋まってしまいましたので、通常価格の299ドルで支援しました。2014年の11月に届ける予定とのことです。

    さて、価格ばかりが先走ってしまいますが、驚くべきはそのスペックです。

    大量生産を前提に考えたプラスチック整形の一体型ボディは一見安っぽくも見えますが、取り外し可能なベッドはセラミックヒータ搭載、最小積層サイズは 0.05mm、オートキャリブレーション、カーボンファイバー製のロッド、専用ソフト、等々、本当に 299ドルでいいんですか?という内容です。

    本気で 3Dプリンタをコンシューマ向けとして発売したい、という気概が感じられますね!

    届くのを楽しみに待とうと思います。