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ボンサイラボの新型3DプリンタとUnityを利用した3Dプリンタ用ソフトウェアがラスベガスでお披露目

time 2016/01/07

ボンサイラボの新型3DプリンタとUnityを利用した3Dプリンタ用ソフトウェアがラスベガスでお披露目
この記事の所要時間: 431

以前、3Dプリンタ「BS01」の販売元であるボンサイラボ株式会社に訪問した際に「見ちゃいけないものが見えた」と語っていたアレ。アレがコレです。どれやねん。

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FabPod™

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無骨な感じ(だがそれがいい)が特徴だった BS01 と比べると、随分とスタイリッシュな感じに。

大きさは幅・奥行き 22cm

BS01 の大きさは幅・奥行き 25cm。それと比べると約 3cm 小さくなったことになります。ちなみに超小型3Dプリンタ M3D The Micro の大きさは幅・奥行き 18cm ですので、ちょうどその中間くらいの大きさでしょうか。

自分が知っている限りの製品版の3Dプリンタでこのサイズは無い(キット等は除きます)ので、面白いサイズで出してきたな、という感じです。

価格は500ドル以下

今回、ラスベガスで開催されているCES2016でのお披露目ですので、おそらく北米市場を対象とした価格ですが、国内のTHK株式会社、ミネベア株式会社、三ツ星ベルト株式会社から部品調達を行っているそうですので、国内でも5万円以下で販売されたり・・・しないかなぁ〜(/ω・\)チラッ

国内で現在販売されている 3Dプリンタだと「ダヴィンチ」あたりが同価格帯ですが、本体サイズが全く違うので競合しませんね。

造形可能サイズ、積層ピッチは謎

造形可能サイズや積層ピッチは発表されていないので、本体サイズから推測するしかありませんが、おそらく10〜15cm 四方の造形サイズがありそうな感じ。積層ピッチは謎ですが、少なくとも 0.1mm は実現できていると思います。

しゃべる

シャベルではない。スコップでもない。しゃべるんです。

複雑な操作からユーザーを解放する第一歩として「音声ナビゲーション」を搭載。

FabPodUI

FabPod™ を操作するソフトウェアとして同時に発表されたのが FabPodUI。

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Unity を使って開発されている

ゲームエンジンとして広く知られている Unity を使って開発されている、とのこと。開発は株式会社インタラクティブラボラトリーという会社が行っており、代表の武田政樹氏は元ナムコの人。ゲーム開発環境を使って3Dプリンタ制御ソフトを作ったというのは恐らく世界初ではないでしょうか。

表示されている画面全体が 3D表示されているのはもちろん、画像だけしか無いのでお伝えしにくいのですが・・・

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マルで囲んだ恐竜のこいつ・・・めっちゃ動きます。歩きます。動く必要があるのかと私に言われましてもですね。

プレスリリースによると

世界に先駆け、IBL(Image Based Lighting)(※注2)と呼ばれるCG技術を利用して極めてリアルなレンダリングを行い、かつてないリアリティの中で仮想体験的に3Dプリンタを操作できるソフトウェアFabPodUIを開発。
初心者は簡単に、エキスパートユーザーも満足できる詳細設定を可能にした統合型の3Dプリンタ用ユーザーインターフェースの開発に成功しました。

とのこと。

おそらく、読み込んだ 3Dデータをを直感的に画面内の 3Dプリンタに配置したり拡大縮小したりする事が可能なのかな?と予想しています。

さらに Unity で開発されている、ということは、マルチプラットフォーム展開が容易、ということでもあり、現在は Windows 版だけのようですが、Mac、Linux 版も順次対応予定のようです。

プレスリリースに隠された気付きにくい重要な真実

新型3Dプリンタ、そしてそれを操作する新ソフトウェアの登場、というプレスリリースですが、今後の3Dプリンタ界隈を左右する重要な件が。

FabPod(TM)のリリースは2016年春予定。ソフトウェアは日本国内でも無償で提供する予定で、使用できるプリンタの機種は問わない方針です。

これ。

FabPodUI で FabPod™ も、BS01 も、そしてデアゴスティーニの週刊マイ3Dプリンターの idbox! も、この国産ソフトウェアで操作できることになるんです。

それの何が重要なのかって?

考えてみてください。

これまで 3Dプリンタというのは各メーカーごとの3Dプリンタごとにコミュニティが形成され、またそれを操作するソフトもバラバラだったためソフトウェアごとにコミュニティが形成されるという、3Dプリンタユーザーのコミュニティは「乱立」していました。例えばボンサイラボが販売している BS01 と監修してデアゴスティーニから販売されている idbox! も、コミュニティは別に形成されており、それぞれのユーザーは「両方を所有しているユーザー」を通じて互いにノウハウやテクニック等を共有している、という状態でした。

それが FabPodUI を通じて多くの国内3Dプリンタユーザーが繋がることによって、上級者ユーザーはより濃厚な情報共有を、また初心者ユーザーは膨大なノウハウを享受できる可能性があるわけです。

これ、地味に凄いと思うんですよね。

まとめ

海外向けに出すらしいけど買いたいです。買います(決意

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