これまで PolyFlex を使って歯茎の模型を3Dプリントしてきましたが、今のところ PolyFlex シリーズは赤やピンクの色が販売されていないので、白の PolyFlex に魔法をかけてピンク色の歯グキを3Dプリントしてみました。
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目次
魔法はこちら
PolyFlex にかけた魔法はこちら。
そう。マジック。マジックインキです。
この方法を教えていただいたのは、3Dプリンタ「BS01」の Facebook コミュニティのユーザーの方。いつもお世話になっております。
本当は教えていただいたのはマジックインキではなく「マッキー」だったのですが、同じく油性のこれなら大丈夫だろうと。
というか近所の100円ショップにこれしか売ってなかったんです、はい。
使用するフィラメントの長さ分を塗る
私が使っているスライサーソフト Simplify3D では、使用するフィラメントの量(長さ)を表示してくれるので・・・
その長さ分だけマジックインキを塗っていきます。
それをスプールに巻き戻していきます。
いざ、3Dプリント
さぁ、以前は白かった歯グキ部分がとうとうピンク色になります!
思ってたのと違う。
一応、全体で見ればピンク色になっていますが、おそらく塗った量に少しずつ違いがあり、薄いところと濃いところの差が出てきてしまったのだと思います。
歯の部分を乗せると今までよりは歯グキっぽく見えますね。
積層痕がハッキリと見えない方向からは少しいい感じに見える・・・かも。
白の歯グキ模型と比較
白と比較するとかなり歯グキ感が出ています。
以前の「歯と歯茎の色を逆転させてみた」時の模型と比較。
やはりこの配色が見慣れた歯と歯グキの関係ですね。
魔法をかけた後の注意点
ノズルにマジックインキのインクが少し残ってしまうので、別のフィラメントを使う場合は、しばらく別のフィラメントで押し出しを行ってから造形したほうが良いです。
シルバーのフィラメントが、最初のほうが赤く染まっているのがわかるでしょうか。きちんと別のフィラメントで押し出してやれば、その後の造形に問題はありませんでした。
というわけで、魔法使いのおっさんからは以上です。
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