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出資していた「エタノールで表面処理できるフィラメント PolySmooth」と「自動表面処理する機械 Polysher」が届いたので試してみたよ

time 2017/05/19

出資していた「エタノールで表面処理できるフィラメント PolySmooth」と「自動表面処理する機械 Polysher」が届いたので試してみたよ
この記事の所要時間: 234

出資していた「PolySmooth」と「Polysher」が届いたので、レビュー。

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実は1ヶ月前に届いてた

実を言うと4月19日には既に届いていたんですが、とりあえずテストしてみた後、めんどくさくて仕事が忙しくてブログ更新が滞っておりました。

開封。

当然ながら説明書は英語。ただしそんなに難しい内容ではありません。

意外と頑丈に梱包されています。

設置場所を決定。予想はしてましたが、結構場所をとります。

当初、付属品のスポイトが付いてないな・・・と思ってたら、緩衝材のようにつめ込まれていた周りのダンボールの中に包まれてました。捨てるところだったやないか。

PolySmooth

まずは PolySmooth を造形してみます。積層ピッチは 0.2mm。造形温度は 210℃。

かなり糸を引きやすい感じです。あと、全体的に軽い感じ。わずかですが。

フィラメントとしての造形難易度は低めだと思います。最近 3Dプリンタのメンテナンスを怠っていたため、トップに穴が空いてしまいました。

Polysher

Polysmooth 専用のポリッシャー、Polysher は 70%以上(90%以上推奨)のエタノール、あるいはイソプロパノールを使用します。

診療所に転がっている消毒用エタノールをとりあえず使ってみました。約80%のエタノールです。

エタノールは超音波振動によって噴霧され、造形物表面にまとわりつきます。

30分処理した直後がこちら。このまま触ると表面は溶けているのでベタベタします。触れるようになるのは1時間ほどこのまま置いてから。

一時間待った後がこちら。陶器のようにテカテカになります。積層痕はほぼ消えていますね。

おっぱいもテカテカになります。

ただ、積層間の接着は弱いと思います。少し力を入れると細いところはポキっと折れます。

ただし、接着剤など使わずに破断面にエタノールを塗布してくっつけると綺麗に接着します。

そのまま処理。

表面積が大きいと、1時間だけでは少しベタッとしますので、2時間くらい放置したほうが良さそうです。

エタノール濃度による差

ひとまず 80%エタノールを使いましたが、推奨は90%以上。99%エタノールを使って違いを比べてみました。

造形条件は同じ。処理時間も同じ。しかし、はっきりとした差は認められませんでした。推奨通り、70%以上なら問題はなさそうです。

まとめ

Polysher はPVB フィラメントである Polysmooth 専用品なので、他のフィラメントに使うことは出来ません。

ただ、ABS 造形物にアセトンを使うよりもずっと手軽で安全なので、使うだけの価値はあると思います。

今後、塗装などの実験をしたらまた報告したいと思います。

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