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BS01+(びぃーえすぜろいちぷらす)
当サイトでも使用している 3Dプリンタ BS01 が価格据え置きでバージョンアップしました。Amazon での販売も BS01+ に切り替わっています。
BS01 が正式にリリースされてから約8ヶ月の間、Facebook のユーザーコミュニティ上でユーザーが独自の改良を加えたりあーだこーだと意見を言ったりした結果がふんだんに盛り込まれた、「ボンサイラボとユーザーの集合知」が一体化した製品だと思います。
主な変更点
主な変更点は以下。
3点調整式のアルミテーブル
BS01ユーザーの一人である エランズクラフト さんがノズルとテーブルのクリアランスの調整を楽にするアルミテーブルを販売されていましたが、それを BS01 開発部の方が独自のデザインで改良したものです。これによりクリアランスの調整が非常に楽になり、造形品質の向上につながります。
軟性フィラメントにも対応した新型フィーダー
実は Facebook コミュニティ内でテスターとしてこの新型フィーダーのテストに参加しておりました。送り出し部分の設計が一から見直され、テンション圧も6段階に変更できるようになったので、これまで標準では造形が難しかった PolyFlex のようなフレキシブルフィラメントも特別な設定の必要なく造形できるようになりました。
ボディカラーを3色追加
パーシモンオレンジ、インディゴブルー、コバルトグリーンの3色のボディカラーを追加。これまでのオフホワイト、フレッシュベリー、アクアブルー、アップルグリーン、ウォームグレーと合わせて、全8色のラインナップになりました。ちなみにこの3色は、Facebook のコミュニティ内のアンケートでスピード決定しました。好みの色じゃない!という方がいらっしゃったら既存ユーザーの我々のせいですのでボンサイ様を責めないで下さいね(^_^;)
PSEマーク+シリアルナンバー
経済産業省では3Dプリンタの普及に伴い、FFF(熱溶融積層)方式の製品には「特定電気用品以外の電気用品」としてPSEマークの表示を求める方針を固めており、ボンサイラボさんも11月20日の出荷分より全ての「BS01+」にPSEマークを表示して出荷するそう。また、そのPSEマークシールにシリアルナンバーも入るとのこと。ちなみに栄えあるシリアルナンバー「1」は公式サイトに BS01+ の情報が掲載されて直ぐに注文した猛者がいらっしゃるそうですが、まだひと桁台なら狙えるかもしれない!急げ!
総評
正直、これだけ良くなってて価格据え置きはずるい!
そう感じる方も居るかもしれないくらい、全体の性能は向上していると思います。いわゆる数値的に表せる「仕様」は変わっていません。造形可能サイズも変わらず、最小積層ピッチも変わらず、表面上の仕様はほぼ変わりがありません。しかし、数値に現れない「調整のしやすさ」や「造形品質」は間違いなく上がっていると、様々なテスターとして参加させて頂いた私が保証します。
ちなみに、既存の BS01 ユーザーのために「3点式アルミテーブルベース切り替えキット」や「新型フィーダーキット」「新型フィーダー完成版」の販売も始まっています。
思えばクラウドファンディングで BS01 に投資することを決めてから、約一年が経とうとしているのですね。今後もボンサイラボとともに歩んでいくひとりのユーザーとして私も精進していきたいと思います。
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