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デアゴスティーニ♪
当ブログをお読み頂いている方にはおなじみ、3Dプリンタ「BS01」の開発・販売元であるボンサイラボ。
そんなボンサイラボが監修した3Dプリンタ「idbox!(アイディー・ボックス)」のパーツが毎号付いてくる『週刊3Dプリンタ』が発売されました。
https://www.youtube.com/watch?v=zyisEJpzzR4
これってBS01じゃないの?
いくつかのブログでは「BS01」が名前を変えただけとか言われていますが、実際は違います。
確かに3Dプリンタの仕様としては造形最大サイズ、最小積層ピッチ、最大造形スピード、そして本体サイズ、全てが同じです。写真で見る限りは使われているパーツも殆どは同じように見えるかもしれません。しかし、BS01ユーザーとして言わせてもらうと「idbox!(アイディー・ボックス)」は「BS01」とは決定的に違う点があります。
それは・・・
外装がMDF板ではなくアクリル板
だということです。
なんだそんなことかよ、と思った貴方。ちょっと待っていただきたい。外装の材質が変わるということは、本体の剛性や癖も変わるということに他ならず、我々BS01ユーザーがこれまで培ってきたノウハウが役に立たない可能性すらある、ということでもあります。ちなみにこれまで公式にはボンサイラボ様からアクリル外装の販売はありません。
結局買いなの?
Twitter などでは「高い」「BS01のキット版を買ったほうが安い」「もっと安い3Dプリンタがある」だの色々言われていますが、確かに全55巻を購入すると、合計金額は約11万円弱となり、一見すると「BS01のキット版」より約2万円高い、と思われがちですが、先程も言ったとおり「外装がアクリル板」なので、「idbox!(アイディー・ボックス)」の外装アクリル板がカットされたものかキャストされたものかはわかりませんが、仮にカットされたものだとしてもそれだけで差額分は充分埋まりそうですし、もしキャストされたものだとしたら差額分を超えて超お得です。
それよりも、毎号付いてくるマガジンの部分ですが、「3Dプリンタやモデリングについての基礎知識」や「テンプレートを使った3Dデータの作成」などなど、3Dプリンタを扱う上で避けては通れない知識をきちんと特集してくれるので、「これまで3Dの世界に全く触ってこなかった人」にとってはいきなり実機やキットを手にするよりも遥かに敷居が低くなっていると思います。
「教育教材」としての用途として考えたら、3D教育教材に3Dプリンタが付録として付いてくる、という点、さらに「書籍」扱いなので、「備品購入」よりも色んな意味でハードルが下がる等、利点は大きいと思います。
ただ、Twitter や多くのブログで指摘されているとおり、「完成までに一年かかる」というのは意見が分かれると思います。しかし前述したように「これまで3Dの世界に全く触ってこなかった人」にとって、いきなり実機が届いて不安になるよりも、きちんと前段階があってワクワクして待つのが良い、という利点があるのも事実だと思います。というか、デアゴスティーニってそういう方々のためにあるのではないでしょうか。私個人は、えぇ、何度かデアゴスティーニに手を出しましたが、全巻制覇したことはありません。これは性格によるものですよね!(そう思いたい)
BS01 ユーザーとしての意見
『週刊マイ3Dプリンター』公式サイトから伺える情報は上記に挙げたとおりですが、「BS01 と idbox!(アイディー・ボックス)は同じではない」と前提したとしても、「ボンサイラボ監修」という時点で、「idbox!(アイディー・ボックス)」は性能的には信頼できると思っています。
何故かって?
Facebook の BS01コミュニティに常に入り浸っているとわかりますが、ボンサイラボの中の人はクソがつくほど真面目です。3Dプリンタを日本に普及することばかり考えて、我々ユーザーが「この会社、儲かっているのかな・・・」と心配になるレベルです。「この会社、儲かっているのかな・・・」と心配になるレベルです。大事なことなので二回言いました。
そんなボンサイラボが監修した3Dプリンタ、「idbox!(アイディー・ボックス)」、もとい、『週刊マイ3Dプリンター』は BS01ユーザーとしてはオススメできる、と言って良いと思います。
こちらからは以上です。
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