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目次
初めに
日本語版がまだ存在しない Simplify3D の非公式日本語チュートリアルです。個人的には Simplify3D は視覚的に使いやすいソフトだと思いますが、需要があるかもしれないので勝手に書いていきます。チュートリアルということで、一回一回の内容は少なめです。備忘録に近いものなので、間違い等ご指摘くださると有難いです。
執筆時現在、MacOSX用 2.2.0 バージョンの表記にて記載しております。Windows、MacOSX、Linux 用が用意されていますが、基本的な画面表示、操作方法は変わりません。
3Dモデルデータの読み込み
3Dモデルデータの読み込みは画面左上の「Import」を押して行います。3Dモデルデータは STL と OBJ に対応しています。
読み込んだ3Dモデルを画面から削除する場合は削除したいモデルデータを選択して「Remove」を押します。
読み込まれた3Dモデルデータは、自動的に中心に配置されますが、3Dモデルデータを手動で動かしたりした場合に再度中心に自動配置したい場合は、「Center and Arrange」を押します。
例えばこんな位置に移動させた3Dモデルデータも・・・
きちんと中心に戻ってくれます。
読み込んだ3Dモデルデータの操作
Simplify3D には、便利なショートカットが用意されています。慣れるとなかなか便利ですよ。Windows・Linux と MacOSX でショートカットキーが違うので、その点だけ注意です。
- モデルの移動
モデルの移動はコントロール(CTRL)キーを押しながら左クリックしてドラッグします。
MacOSX の場合、コマンド(command)キーを押しながら左クリックしてドラッグします。 - モデルの拡大縮小
モデルの拡大縮小はコントロール(CTRL)キーを押しながら右クリックしてドラッグします。
MacOSX の場合、コマンド(command)キーを押しながら右クリックしてドラッグします。 - モデルの回転
モデルの回転はオルト(Alt)キーを押しながら左クリックしてドラッグします。
MacOSX の場合、オプション(option)キーを押しながら左クリックしてドラッグします。
これを覚えると、2つのキーとマウスだけで以下のような操作が可能になります。
詳細なモデルの操作
マウスによるモデルの操作は非常に簡単である反面、細かい調整に向いていません。
詳細なモデルデータの調整は、読み込まれたモデルデータをダブルクリックすることで表示されます。
モデルデータの位置(移動)は「Absolute Positioning」で指定します。
モデルデータの拡大縮小は「Object Scalling」で指定します。「Uniform Scalling」のチェックを外すと、XYZ軸それぞれの拡大縮小が可能になります。
モデルデータの回転は「Rotational Offsets」で行います。
また、これらの調整は数値調整中にも画面上でリアルタイムに変化するので、確認が非常に楽です。
モデルの複製
「Import」「Remove」「Center and Arrange」のように、画面上にボタンとしては存在していませんが、「Models」メニューの「Duplicate Selected Model」を使うことで選択したモデルを複製することが出来ます。
何個複製するか聞かれるので、例えば「全部で4個」にしたい場合は、「3」を指定して「Copy」を押します。
無事に「4個」に複製されました。
今回のまとめ
今回は「モデルデータの読み込みと操作」でした。
ショートカットキーを覚えるだけで随分操作が楽になりますので、是非とも覚えていただきたく。もちろん、詳細設定パネルだけでも充分に操作は可能です。
というわけで、今回はここまで。
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