ボンサイラボ様から PET フィラメントを分けていただいたので、BS01 にて造形してみました。造形温度は235℃、ベッド温度は65℃、スライサーソフトは「Simplify3D」を使いました。
まず、積層ピッチ 0.3mm で小さめにテストプリントしてみたのがこちら。
表面は他のフィラメントでは見たこともないような美しい光沢を呈しており、積層面も非常に綺麗です。ベッドへの食いつきも良く、造形の成功率も高そうです。
そして積層ピッチ 0.2mm で造形してみたのがこちら。
公式サイトによれば、積層ピッチは 0.2mm 以上のほうが光沢が出るよ、とのことです。
ボンサイラボ様から頂戴したフィラメントは「トランスルーセント・ブルー」と「オペーク・ブルー」の二色。それぞれ「透過色」「不透過色」の青色、ということなので、それぞれ同じデータで造形してみました。
光沢感はどちらも変わりませんが、やはりトランスルーセントのほうが透過している分、より美しい光沢を放っているように感じます。また、曲線部分の美しさは同じ積層ピッチで造形した他のどのフィラメントを上回っていると思います。
PET+フィラメントは、今回の花瓶のような曲線の多い造形物に最適なフィラメントではないでしょうか。
提供していただいたボンサイラボ様に感謝です。
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