ボンサイラボ様から、NinjaTek が CES2016 で発表した新しいフレキシブルフィラメント、Cheetah のサンプルを頂いたので試してみたお話。
特徴はフレキシブル・ポリウレタンということで、BS01 のユーザーの方が開発したラバープラスティックフィラメントと方向性は被りますが、Cheetah は ABS と同じ設定で、60mm/secでプリントできるよ、との事。
ホンマかいな。
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目次
結論から言うとホンマやった
一般的な ABS フィラメントと同じ設定で大丈夫、ということなので、通常の ABS と同じ程度の温度、ノズル温度230℃、及び ベッド温度 80℃で造形してみました。
えーと、申し訳ない、いつものルークを造形するつもりだったのですが、サンプルが少ないことをすっかり忘れて途中でフィラメントが無くなりました(^_^;)
造形難易度は低いがフレキシブルとしては硬い
フィラメントの状態では確かにグネグネと柔らかいのですが、実際に造形してみると、いわゆるフレキシブルフィラメント、と呼ばれる種類の中ではかなり硬い部類に入ります。ショア硬度で表すと 98A。
硬さのおかげで PolyFlex などよりも造形難易度は低いですが、「柔らかさ」を求める場合はちょっと違うな、と感じるかもしれません。
どちらかというと耐衝撃性を求める場合に重宝しそうだな、と感じました。
公式サイトにも「Impact resistance 25% greater than ABS」とあるので、開発側も耐衝撃性を目的としていると思われます。
記事執筆時点では値段がわからないのでなんとも言えないのですが、PolyFlex と同等の価格だとしたら、耐衝撃目的としてはとても良いフィラメントだとは思うのですが、お高いんだろうなぁ〜(^_^;)
こちらからは以上です。
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