3Dプリンタ「BS01」が来てからはや3年半。BS01 は私に「3Dプリンタの基本構造とノウハウ」を教えてくれました。そんな BS01 を送り出したボンサイラボが新たに展開する 3Dプリンタ「BS CUBE」がやってきました。
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目次
初めに言っておくこと
3Dプリンタとして目新しい部分は、一切無いです。スペックは
- 本体サイズ:幅 210mm、奥行き 195mm、高さ 279mm
- 本体重量:2.8kg
- 造形サイズ:縦 110mm、横 110mm、高さ 125mm
- 材料:PLA
- 積層ピッチ:0.1~0.4mm(推奨 0.2mm)
という、この価格帯としては特に優秀なわけでもなく。
開封
比較的丁寧に梱包されていると思います。
超小型 3Dプリンタの M3D と並べた感じ。Z軸(高さ)の造形は BS01 よりも大きめですが、コンパクトにまとまっていると思います。
さっそくプリント
付属していた microSD カードの中にサンプルデータが入っていましたが、どう考えてもまともに造形できる速度設定じゃないので、有料スライサーソフトの Simplify3D を使って データを作成、プリントしてみました。
設定はテキトーでしたので、垂れの発生は温度設定などをきちんと詰めれば問題ないレベルだと思います。
正直なところ
「なんでこんなにうるさいの?」ってくらい、造形音がうるさいです。グリス塗り忘れでもあるのかってくらい。この辺は修正の余地がありそうですが。
寝室に置いていてもうるさくなかった M3D とどうしても比べてしまいますね。ただ、M3D は速度を上げて造形することは出来ませんので、その分のうるささなのかな、と思うことにしました。
「この 3Dプリンタは買いか?」と聞かれたら、正直に言うと「うーん」と答えるほかありません。そのくらい、低価格帯の 3Dプリンタたちが充実してきているんですよ、えぇ。
ただ、造形品質は悪くはないと思います。
当サイトの今後の方針
公式サイトでは Repetier-Host を使った使用方法がマニュアル化されていたので、今後は有料スライサーソフト「Simplify3D」における設定方法、および設定ファイルを公開して行こうと思います。
こちらからは以上です。
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