以前、Raspberry Pi 2 に AstroBox をインストールして 3Dプリンタ BS01 を制御する、という記事を書きましたが、わずか 5ドルの Raspberry Pi Zero が登場しましたので、Raspberry Pi 2 から Raspberry Pi Zero にその役割を移しました。
ただし、2015年12月8日現在、公式サイトで配布されている AstroBox を直接 Raspberry Pi Zero で使うことは出来ません。使われている OS の起動に必要なファイルが古いからです。
なので、AstroBox を入れた microSD カードを Raspberry Pi Zero に挿して電源を入れると、電源LED が8回点滅します。
5回点滅すればア・イ・シ・テ・ルの言葉のかわりになりますが、今回の場合は「古いんじゃゴルァ!」と怒られていますので、なんとかする必要があります。
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Raspberry Pi Zero で使うための手順
AstroBox の配布ファイルがちゃんと最新のものに置き換われば必要なくなる手順ですが、それまでは Raspberry Pi Zero 以外の Raspberry Pi が必要です。
まず、Raspberry Pi 1 か Raspberry Pi 2 に AstroBox をインストールした microSD カードを挿入し、電源を入れます。
HDMI でディスプレイに繋ぎ、USB キーボードを繋いで、ログイン出来る状態にします。(既にネットに繋がる状態にしてある方なら、ssh経由でアクセスしてもオーケー)
ログイン名:pi
パスワード:raspberry
が標準のログイン名とパスワードなので入力します。
あとは、
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
と入力したやれば、起動に必要なファイルが最新のものに更新されますので、Raspberry Pi Zero でも起動するようになります。
あとはその microSD カードを Raspberry Pi Zero に挿してやればオーケー!
これまでの Raspberry Pi 2 と比べるととんでもなく小さいですね・・・。
というわけで、皆さんもエンジョイ!
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