歯科とスリィディと私

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私が3Dプリンタでおっぱいを造形し続けるたったひとつの理由

time 2016/08/14

私が3Dプリンタでおっぱいを造形し続けるたったひとつの理由

先日、Maker Faire Tokyo 2016 に行った際に、デアゴスティーニの某女性社員さんが別の社員さんに「ねぇ、はまでんさんだよ!」と紹介して下さったのですが、その流れで

「おっぱいの人なんだよ〜」

と喜々として説明いただいた程度には「おっぱいを造形する人」と思われている歯医者ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は私が 3Dプリンタでおっぱいを造形し続け、そしてブログや SNS 等でそれを公開する理由を書いてみたいと思います。

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目次

全ては 3Dプリンタの普及のため

何を言っているんだと思われるでしょうが。

私が 3Dプリンタでおっぱいを造形し続けるたったひとつの理由は、3Dプリンタの普及のためです。

もっともっと 3Dプリンタが世の中に出回って欲しい。それはメディアが「3Dプリンタブーム!」と見出しを付けて広めようとしたよくわからない戦略ではなく、ユーザーが「欲しい、使ってみたい」と自ら思い、普及していくのが理想だと思っています。

昨今の技術はアダルトなコンテンツと共にある

かつて、技術は戦争とともに発達してきた、という意見があります。幾つかの技術はそうであったでしょうし、今もドローンなどは軍事転用できるからこそアメリカなどでは開発に予算もつきやすいと聞いています。

しかし、昨今の技術はアダルトなコンテンツとともにある、というのが私の考えです。

わかりやすい例が「ビデオ戦争」と呼ばれる「VHS とベータマックスのデファクトスタンダード戦争」でしょうか。VHS 陣営がアダルトなコンテンツにも積極的に進出する一方、ベータマックス陣営は発売をためらっていた結果、ビデオソフトメーカーが販売・レンタルともVHSに一本化していき、ビデオ戦争は VHS が勝利しました。

もちろんアダルトなコンテンツの影響だけでなく販売戦略や技術的な要因もあったと思っていますが、エンドユーザーが VHS を選んだ一番の理由は「アダルトなコンテンツが充実していたから」だと私は考えています。

それはインターネットの普及に関しても同じことを思っていて、日本にこれだけインターネット環境が当然のように普及したのは、アダルトなコンテンツを観たいがための欲求があったから、だと思っています。

実際にブロードバンド環境が普及した要因のひとつとして「孫正義によるADSLモデムばらまき作戦」が多大な影響を与えたのは事実だと思いますが、ネットユーザーたちがそのブロードバンド環境を整えたかった理由のひとつが「アダルトなコンテンツのダウンロード」であったことは、画像1枚ダウンロードするのに分単位を要していたナローバンド環境を経験した事のある方は容易に理解して頂けるかと思います。

今のように「メール」すら当たり前でなかった 1990年代後半、「仕事でパソコン使わなければいけないんだけどよくわからなくて・・・」と相談してくる中年おじさんの気持ちを鼓舞するのに便利な言葉は「エッチな画像を自分の力で見れるように頑張りましょう!」でした。冗談のような話ですが実際に原動力となり、そこそこパソコンは使えるようになったのですから、「アダルトなコンテンツはユーザーの原動力となり得る」のだと今でも信じています。

おっぱいを造形するのは興味を引く為だけでなく現状を伝えるため

私自身は、おっぱいというものは哺乳類が子供に栄養を分け与える為の重要な器官でありアダルトなコンテンツとは思っていないのですが、世の中一般ではおっぱいというものはアダルトなコンテンツの一部と捉えられていると思います。

ごめんなさい、一部に嘘がございました。お詫び申し上げます。

さて、前述した理由により、おっぱいというアダルトなコンテンツを 3Dプリンタで造形し公開することで、ユーザーの興味を引き、3Dプリンタの普及に繋がる、と思っているのですが、実際にはそれだけではありません。

現状の個人向け 3Dプリンタの実力がどの程度のものか、フレキシブルなフィラメント等を使うことによってどの程度リアルなおっぱいになるのか、よりリアルなおっぱいを造形するためにはどのような調整や設定が必要なのか、など様々なことを伝えているつもりです。

・・・え、伝わってるよね?

「3Dプリンタで子供の創造性を引き出す」といった高尚な目的の方には理解して頂けないかもしれませんが、「そもそも普及しない事には子供にも使ってもらえない」ので、そのためのおっぱいだとお考えください。

最後に

この記事に「おっぱい」という言葉はタイトルを含め全部で 15 回出てきました。おっぱいがいっぱいです。

おっぱいからは以上です。

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