タイトルは釣りではなくマジな話。そう、今回は 3Dプリンタ「BS01」でお馴染みのボンサイラボが、ラスベガスで開催中の世界最大実践的展示場、CES2017 で新製品の 3Dプリンタと招き猫をお披露目した、というマジな話。
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目次
事の発端
なぜゆえに招き猫なのか。
事の発端は Facebook の BS01 コミュニティに、ボンサイラボの白沢様が CES への参加表明、およびユーザーへのお願いを投稿されたのがきっかけでした。
そこに、巨大なオブジェ(プリント品)を展示したいのです。
このコミュニティから、数多くのプリンタから出力されたピースを繋げることで、完成した作品により、3Dプリンタの可能性を表現したいのです。
原文ママ。既にユーザー数600人を超える BS01 コミュニティのユーザーから有志を募って、それぞれが所持する 3Dプリンタ「BS01」で造形したパーツを合わせて大きなオブジェクトにしようと。
日本らしさを表現するために、何をモチーフにするか?という話になった際、仏像とかポケモンとか色々と案が出ましたが、最近海外でも人気が出てきているという「招き猫」に決定。あれよあれよという間に、コミュニティのユーザーが 3Dデータを作成。200以上のパーツに分割されました。
私もプロジェクトに参加
約 20 人のユーザーがパーツ造形プロジェクト(Happy_Cat プロジェクト)に参加。しかしそれぞれ日常の生活がありますので、それぞれのペースで分担して造形。幸いにも私の場合は深夜にぶっ通しで造形できる環境がありましたので、合計 20 個造形しました。
パーツによって色が違うので、他には緑をいくつか造形。
結構大量。ちなみに造形のためのフィラメントはボンサイラボ様がユーザーそれぞれに送ってくださいました。
※ 犬は付属しません
運送途中で破損するのが怖いので、新聞紙に一個一個くるんで発送しました。新聞紙最強説。
結果、こうなった
でかい。高さ約 80cm、重さ約 15kg という大作に。
Twitter にはこんな画像も上がっていました。
本物の猫と一緒に。というか、猫が入れる祭典なんですね、CES・・・。
新製品の話
招き猫の話が先行しましたが、新製品の「FabPod」が、正式に発表されました。
あれ・・・おかしいな・・・。
以前見たのはこんな感じだった気がするんだが・・・。
もはや違う機種のようだが、おそらく大人の事情だ、そういうことなんだ。
冗談はさておき、中身は有名日本企業の技術が集結した本格派。
タイミングベルトが三ツ星ベルト株式会社、ブッシュは大同メタル工業、フィラメントチューブコネクタはヒロセ電機、ガントリーシャフトは THK株式会社、ベッドに 3M ジャパン株式会社、ステッピングモーターがミネベア株式会社。最後の Panasonic だけが何の部品か不明ですが、有名日本企業の部品により構成されていることがわかります。
コミュニティに投稿された、実際に造形している様子を映した動画では、かなりの精度を出せていることがみてとれました。
あとは発売時期と価格ですね。今春発売とされているので、財布の紐を緩めながら待ちたいと思います(ぇ
2017年1月11日 追記
海外メディアの情報によると 500ドルだそう。
実はもう一個、私の造形物が参戦
ボンサイラボのブースには、実はもう一個私の造形物が参戦しております。
この写真の右下。赤い何か。
実はコレです。
充電バッテリー内蔵モンスターボール。ラスベガスではまだ PokemonGO って流行ってるんですかね?
まとめ
ボンサイラボの皆様、BS01 ユーザーの皆様、お疲れ様でした。
新製品を首を長くして待ちましょう!
こちらからは以上です。
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