歯科とスリィディと私

愛する患者の為いち歯医者が3Dプリント技術と戦うブログ。たまにギークな話題も。

3Dプリンタ初心者が国産3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」を選択するべき10の理由

time 2014/06/15

3Dプリンタ初心者が国産3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」を選択するべき10の理由

bonsailab

3Dプリンタを使ってみたい、購入してみたい、と思っている方に、私自身にとっても初めての3Dプリンタとなった「BS01 BONSAI Mini」をオススメしたい。その理由を挙げてみようと思います。

目次

1、完成版と組み立てキットのどちらかを選べる

既に世の中には様々な3Dプリンタが存在し、それらは「既に完成された製品」か「自ら組み立てるキット」のどちらか。

しかし BS01 は完成版と組み立てキット、どちらかを選んで購入できる。しかも完成版と組み立てキットの差はわずか1万円。この会社、儲ける気あるのか、と問いたい。

3Dプリンタ初心者にとっては完成版のほうが安心出来るかもしれない。しかし、私はあえて「初心者こそ組み立てキット」をオススメしたい。

理由は至極単純で、自分で組み立てることによる3Dプリンタ構造の理解は、そのまま調整時、トラブル時、の際に非常に役に立つから、です。

ただ、自分で組み立てる場合、約10時間程度はかかることを覚悟しておいてください。でも心配は御無用。理由は後述します。

2、サポートが日本語

日本人は英語が苦手。英文は読めてもサポートにメールするために作文するのはちょっと・・・という方も多いはず。

しかし BS01 は国産プリンタなのでもちろんサポートも日本語。しかもボンサイラボ社長自らがサポートしてくれるという特典付き。

3、サポートが手厚く反応が早い

買った後は自己責任だよ、というメーカーも少なくないなか、購入した後もサポートが手厚く、トラブルシューティングにも迅速に対応してくれる会社、それがボンサイラボ様です。

さっきから誉め過ぎじゃないのか、と思われるかもしれませんが、事実なんだから仕方ない。

先ほど「初心者こそ組み立てキット」と申し上げましたが、自分で組み立てることができるのか心配、という方でも安心。何故なら途中でつまずいたりうまく動かなくても、素早いレスポンスで対応してくれるから。他の会社では「お客様のスキル不足を補うためのサポートは致しかねます」なんて書いてあるところも実在するのに、です。

正直、社長含め社員の方々はいつ寝ているんですかと心配になるレベルです。

4、ユーザーコミュニティが円滑に機能している

サポートはメールだけでなく Facebook のグループでも行われていますが、そこに集まるユーザーの皆様によって形成されているコミュニティが非常に活発で、また円滑に機能していると感じます。

グループ内に質問を投稿すると、ボンサイラボの中の人が対応するのはもちろんですが、中の人より先に何人も BS01 ユーザーがわらわらと現れて問題解決に向かう姿は、まさに集合知と呼べるものだと思います。

私も分かる範囲で反応し、また特殊なフィラメント等を使う際の設定データなどをグループに投稿したりしています。集合知の一助となれている、と信じたい。

5、プリント精度が高い

私は BS01 が最初に購入した3Dプリンタでした。なので実際に3Dプリントされた造形物を見るのも実は初めてだったのですが、他の同価格帯の3Dプリンタで造形された物をネットで見ていたので、それらと比べてなんて綺麗に造形できるんだろう、という感想でした。

もちろん、何百万円もする機種や光造形方式の機種と比べると見劣りはしますが、同程度の性能を謳っている他機種と比べると、明らかに造形精度は高いと思います。

これは他の3Dプリンタを所有してされている BS01 ユーザーの方もおっしゃっているので、BS01 の基本性能はかなり高い、と思っています。

6、本体サイズが非常にコンパクト

海外製の3Dプリンタに特にありがちですが、国産3Dプリンタでも「本体サイズがデカイ」というデメリットを抱えている機種が多いと感じています。造形可能サイズが大きくても、その3倍以上の本体サイズの3Dプリンタなんて、日本のご家庭事情に合いません。

でも BS01 なら造形可能サイズ 15cmx13cmx10cm に対して本体サイズは 25cmx25cmx27.5cm(奥行きはホルダーが付くので実際には 35cm)。机の上に置いても邪魔でないサイズ、というのはまさに日本のご家庭事情にジャストフィット。

7、自由度が高い

他の3Dプリンタは造形するためのソフトが専用ソフトであったり、造形材料であるフィラメントが専用カートリッジであったりと、いい意味では迷いにくい反面、自由度が制限されている機種もあります。

しかし BS01 は造形するためのソフト(スライサーソフト、ホストソフト)が自由に選べ、また専用カートリッジ方式ではないため、一般的な ABS や PLA の他にも様々なメーカーが作っている材料を使うことが出来ます。

もちろん、それぞれに於いて個別の設定は必要となりますが、そこは先ほど挙げたユーザーコミュニティのおかげで、既に集合知が形成されているので安心です。

8、サードパーティ製の部品も登場している

前述した「ユーザーコミュニティが円滑に機能している」と「自由度が高い」からの派生となりますが、販売開始から半年も立たないうちに既にサードパーティ製のオプションパーツが登場しています。

BS01 ユーザーの一人がオプションパーツを作ってしまう、というのも凄いことですが、その販売をボンサイラボ様が「どうぞどうぞどうぞ」と嬉々として認めてしまうのも凄いことだと思います。

9、1年間代替機サービス(オプション)がある

故障やトラブルで使用できない場合に、即日代替機をお届けするサービス。

もちろんトラブルの際には前述したサポートが手厚く介抱してくれますが、激しく稼働する機械である以上、毎日のように動かしていれば故障で動かなくなることもあるでしょう。

そんな際、連絡すれば即日代替機を送ってくれる、というサービスは他には無いものだと思います。

10、10万円を切る価格

もはや後付け感がしてきましたが、これだけ凄いのにほとんどのモデルが10万円を切る価格設定。

  • PLA モデル 組み立てキット : 89,800円(税込)
  • PLA モデル 完成版 : 99,800円(税込)
  • PLA モデル 完成版1年間代替機サービス付き : 129,800円(税込)
  • ABS/PLAモデル 組み立てキット : 99,800円(税込)
  • ABS/PLA モデル 完成版 : 109,800円(税込)
  • ABS/PLA モデル 完成版1年間代替機サービス付き : 139,800円(税込)

組み立てキットだけに限れば全てが10万円を切る価格。そして大事なことなので二回言いますが「初心者こそ組み立てキット」をオススメしたい。

最後に

最後に言っておきたいのですが、べ、べつにボンサイラボ様からお金もらってこんなに褒めちぎってるわけじゃないんだからね!

というわけで、これから3Dプリンタを購入してみようかな、と思っている方は、是非とも BS01 をご検討下さい。新たな BS01 ユーザーの参戦をユーザーコミュニティでお待ちしております。

sponsored link

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

M3D造形物

3D Printer



sponsored link