
色んな 3Dモデルデータのファイル形式がありますが、それらの簡単な説明と、変換方法のまとめ。なかなか見かけない形式も含め、まとめていきます。
変換方法に関しては、多くの3Dプリンタで出力可能な STL 形式へ変換する方法を記載していきます。
2019年2月11日 3MF を追加
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3Dファイル形式一覧
多くの3Dモデルデータに対応している変換方法
MeshLab を使う。恐らく最も簡単で最も多くの形式に対応している方法です。Windows、Mac 両対応。
PLY、STL、OFF、OBJ、3DS、COLLADA、PTX、V3D、PTS、APTS、XYZ、GTS、TRI、ASC、X3D、X3DV、VRML、ALN の読み込みに対応しているので、それらを読み込んで STL 形式で保存しなおせば変換が完了します。
thing 形式を STL 形式に変換する
MakerBot の 3Dプリンタにて採用されている形式なので、なかなか対応しているソフトがありませんが、MakerBot のソフトウェアが無料で提供されているので、それを使います。Windows、Mac 両対応。
Mac 版での手順としては
- MakerBot のソフトウェアで thing 形式のファイルを読み込む。
- 「File」メニューから「Save As」を選び、STL 形式を選択して保存。
これだけで、thing 形式を STL 形式に変換することが可能です。
6KT, 6KS, ROK 形式を STL 形式に変換する
6KT は六角大王のファイル形式ですが、六角大王が STL 形式への出力に対応していないため、他のソフトで読み込める OBJ 形式で出力し、前述した MeshLab で変換する方法を用いることで STL 形式に変換できます。
Windows 限定。
COB 形式を STL 形式に変換する
COB は CALIGARI trueSpace のファイル形式で、開発が終了したソフトなのですが、最終版はフリーとなっているため、探せば海外ソフトウェアダウンロードサービスなどから未だに手に入れることができます。
CALIGARI trueSpace で読み込んでからエクスポートするか、もしくは メタセコイア が読み込み対応しているので STL 形式でエクスポートすれば変換できます。
Windows 限定。
MMD 形式を STL 形式に変換する
MMD は MikuMikuDance Model のファイル形式で、Blender 用のインポート/エクスポートアドオンを開発された方のお陰で Blender で読み込んで STL 形式に変換することが出来ます。Windows、Mac 両対応。
詳しくはこちらのサイトで。
3MF 形式を STL 形式に変換する
Microsoft が提供している 3D Tools という無料サービスを使うことで 3MF 形式の読み込みと STL 形式への変換が可能です。
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