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  • 出資していた「エタノールで表面処理できるフィラメント PolySmooth」と「自動表面処理する機械 Polysher」が届いたので試してみたよ

    出資していた「エタノールで表面処理できるフィラメント PolySmooth」と「自動表面処理する機械 Polysher」が届いたので試してみたよ

    出資していた「PolySmooth」と「Polysher」が届いたので、レビュー。

    実は1ヶ月前に届いてた

    実を言うと4月19日には既に届いていたんですが、とりあえずテストしてみた後、めんどくさくて仕事が忙しくてブログ更新が滞っておりました。

    開封。

    当然ながら説明書は英語。ただしそんなに難しい内容ではありません。

    意外と頑丈に梱包されています。

    設置場所を決定。予想はしてましたが、結構場所をとります。

    当初、付属品のスポイトが付いてないな・・・と思ってたら、緩衝材のようにつめ込まれていた周りのダンボールの中に包まれてました。捨てるところだったやないか。

    PolySmooth

    まずは PolySmooth を造形してみます。積層ピッチは 0.2mm。造形温度は 210℃。

    かなり糸を引きやすい感じです。あと、全体的に軽い感じ。わずかですが。

    フィラメントとしての造形難易度は低めだと思います。最近 3Dプリンタのメンテナンスを怠っていたため、トップに穴が空いてしまいました。

    Polysher

    Polysmooth 専用のポリッシャー、Polysher は 70%以上(90%以上推奨)のエタノール、あるいはイソプロパノールを使用します。

    診療所に転がっている消毒用エタノールをとりあえず使ってみました。約80%のエタノールです。

    エタノールは超音波振動によって噴霧され、造形物表面にまとわりつきます。

    30分処理した直後がこちら。このまま触ると表面は溶けているのでベタベタします。触れるようになるのは1時間ほどこのまま置いてから。

    一時間待った後がこちら。陶器のようにテカテカになります。積層痕はほぼ消えていますね。

    おっぱいもテカテカになります。

    ただ、積層間の接着は弱いと思います。少し力を入れると細いところはポキっと折れます。

    ただし、接着剤など使わずに破断面にエタノールを塗布してくっつけると綺麗に接着します。

    そのまま処理。

    表面積が大きいと、1時間だけでは少しベタッとしますので、2時間くらい放置したほうが良さそうです。

    エタノール濃度による差

    ひとまず 80%エタノールを使いましたが、推奨は90%以上。99%エタノールを使って違いを比べてみました。

    造形条件は同じ。処理時間も同じ。しかし、はっきりとした差は認められませんでした。推奨通り、70%以上なら問題はなさそうです。

    まとめ

    Polysher はPVB フィラメントである Polysmooth 専用品なので、他のフィラメントに使うことは出来ません。

    ただ、ABS 造形物にアセトンを使うよりもずっと手軽で安全なので、使うだけの価値はあると思います。

    今後、塗装などの実験をしたらまた報告したいと思います。

  • PolyMaker の 3Dプリンタ用 PVB フィラメントとその表面処理マシンに 199 ドル出資してみたよ

    PolyMaker の 3Dプリンタ用 PVB フィラメントとその表面処理マシンに 199 ドル出資してみたよ

    高品質な 3Dプリンタ用フィラメントを製造・販売している PolyMaker が、PVB(ポリビニルブチラール)のフィラメントとその表面処理マシンのセットをクラウドファンディングサイトにて出資を募っていたので、Super Early Bird 版(100名限定)に出資してみました。

    PolySmooth

    ポリビニルブチラール、というぶっちゃけ馴染みのない樹脂で構成されている3Dプリンタ用フィラメント。

    検索しても情報が少ないのですが、クラレさんが出しておられるモビタールという製品情報によると、

    • 無機物の吸着、基材への接着性が良好
    • 無色透明な皮膜が得られる
    • アルコールに可溶であり、種々の有機溶剤と混和
    • 組成により、他樹脂/可塑剤との高い相溶性を示す
    • 熱可塑性樹脂のため、溶融成型が可能
    • 強靭な皮膜が得られる
    • フェノール樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネート、などと水酸基を介し架橋
    • C,H,O からなるポリマーであることから、環境にやさしい

    という、確かに 3Dプリンタ用フィラメントにはうってつけの樹脂に思えます。

    PolyMaker は「ABS のように表面処理が出来て」「臭いが少なく」「ヒートベッドを必要とせず」「サポートが取り外しやすい」点をプッシュしているようです。

    Polysher

    PolySmooth 用の表面処理マシン。イソプロパノールとエタノールの混合液を霧状にして噴霧するのだそう。

    よく ABS フィラメントでプリントした造形物をアセトンで表面処理しているのを見かけますが、アセトンよりも遥かに安全性の高いアルコール系での表面処理なので、ご家庭でも安心して使えそうですね。

    ちなみに ABS や PLA といった既存のフィラメントには使えませんのでご注意を。

    Super Early Bird 版に 199 ドル出資

    日本時間の2016年4月26日午前1時に kickstarter でお披露目されることがわかっていたので、公開と同時に最もお安く製品が手に入る Super Early Bird 版(100名限定)に出資しました。

    Super Early Bird 版は約10分で全て埋まってしまったので、正しい判断でした。

    その後、数時間でプロジェクトは目標額を達成。順調にプロジェクトが進行すれば、今年の9月には製品が届けられる予定になっています。

    日本への送料は80ドルなので、279ドルで フィラメントと表面処理マシンが手に入る予定。

    ちなみに製品化された際は、どうやら499ドルで販売される模様です。

    無事に製品が届いた暁には、またご報告したいと思います。